食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02760030324 |
タイトル | 会議報告:「海洋生態系(汚染源から海産物の摂取)のメチル水銀」 |
資料日付 | 2008年12月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Environmental Health Perspectives(Volume 116、Number 12、December 2008)に掲載された会議報告「海洋生態系(汚染源から海産物の摂取まで)のメチル水銀(Methylmercury in Marine Ecosystems―From Sources to Seafood Consumers)」の概要は以下のとおり。 メチル水銀 (MeHg) のヒト暴露の主要ルートが海産魚及び甲殻類である米国及び世界中において、沿岸及び外洋生態系の水銀(Hg)並びに他の汚染物質は、懸念されている大きな課題である。2006年11月に開催された「水銀の海洋生態系における運命及びバイオアベイラビリティとヒト暴露への影響」と題する米国環境健康科学研究所(NIEHS)?Superfund Basic Research Programのワークショップでは、公衆衛生専門家、海洋科学者、生態毒性学者が出席し、海洋食物網が如何にMeHgに汚染されてきたかの更なる理解のため、研究と監視の優先順位を明確にする学際的討議をした。 Hgのヒトの健康への影響は、主要なテーマであったが、ワークショップでは海洋生物相への影響も探求された。作業グループは(1)Hgの海洋生態系における生物地球化学的循環、(2)海洋食物網におけるMeHgの栄養段階を通じた移行(trophic transfer)及び生物蓄積、(3)海産魚及び甲殻類摂取によるHgのヒト暴露の3点のトピックに焦点をあてた。 グループは、広範囲の生息地にわたる海洋生態系における現在のHgの理解、化学的性格、海盆のデータが著しく制限されていると結論づけた。 MeHg産生のプロセスと機序、生物蓄積、ヒトの MeHg暴露伝達とを結びつけには、包括的調査と監視プログラムが必要である。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS) |
情報源(報道) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS) |
URL | http://www.ehponline.org/docs/2008/11211/abstract.html |