食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02750590188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、Pediococcus acidilacticiを主成分とする離乳子豚用飼料添加物の認可申請について意見書を公表 |
資料日付 | 2008年12月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Pediococcus acidilacticiを主成分とする離乳子豚用飼料添加物の認可申請に関して、フランス食品衛生安全庁(AFSSA)が以前行った意見書保留事項に対し、申請者から回答があった。その回答について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けたAFSSAは、2008年10月31日付けで意見書を公表した。 AFSSAは、欧州における実際の飼育に近い条件下で添加物の推奨用量を認可申請書に記載の離乳子豚飼育期間に給餌して畜産技術上有意な成長促進効果の有無を検証する補足試験の実施を求めていた。それに対し、申請者は新たに実施した試験(No.7)、今までに申請書に添付して提出されていた試験(No.2~6)の要約及び試験No.1、No.2、No.6及びNo.7のデータで実施したメタ分析を提出した。 試験No.7では、飼料に当該製品を添加すると成長速度及び実験期間全体(離乳後52日)を通した摂取量指標が改善した。その際の各データ及び分析証明が提出されている。この実験は受理できるもので、添加物の肯定的効果を示している。 また、メタ分析では、試験No.1及びNo.7は推奨用量をやや下回る用量で子豚の成長に及ぼす添加物の効果を示している。 しかし、試験No.2と試験No.6は試験条件が不適切でその結果は受理できるものでなく、メタ分析に使用できるものではない。 試験No.1、No.2、No.6及びNo.7のデータを使って実施したメタ分析には、推奨用量で子豚成長における添加物の効果を結論付けるには不適切な試験データも含んでいる。従って、推奨用量でのメタ分析結果は受け入れられない。 よってAFSSAは、当該飼料添加物について申請書に記載の子豚の発育速度を改善する用量で効果を実証する補足試験がないことから、認可申請に否定的意見を付すものである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/ALAN2008sa0205.pdf |