食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02750400188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、脊髄除去対象めん羊及び山羊のと体重量上限基準を引き上げる改正省令案について意見書を公表
資料日付 2008年11月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、脊髄除去対象めん羊及び山羊のと体の重量上限基準を6ヶ月齢超12ヶ月齢未満の動物について12kgから13kgに引き上げる改正省令案について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)及び食品総局(DGAL)の諮問を受け、2008年11月4日付で意見書を公表した。概要は下記のとおり。
 欧州規則は12ヶ月齢以上のめん羊及び山羊の脊髄を特定危険部位(SRM)に分類している。
 AFSSAは、今までの意見書で12ヶ月齢未満の小型反すう動物の中枢神経組織にTSSE(亜急性伝達性海綿状脳症)病原体が存在する可能性を指摘してきた。その理由から、AFSSAは6ヶ月齢以上の小型反すう動物の脊髄の摂取を避けるよう勧告してきた。国内法では、と体重量が12kg以上のめん羊や山羊の脊髄を、消費者に提供する前に除去することを定めている。
 本意見書は、2008年9月25日に開催したTSSE専門家委員会での検討内容に基づくものである。
 この専門家会議で、めん羊及び山羊を扱う業者から提出された6ヶ月齢以上の子めん羊のと体重量分布に関するデータを検討した。これらのデータからは、6ヶ月齢以上で13kg未満の動物の割合は非常に少ないことが判明した。データを提供した農場の規模や数が少ない点を考慮して、専門委員会は全飼養頭数に対して提供されたデータは限定的であることを指摘した。
 しかしながら、専門委員会は、この規則改正に伴うと体重量基準値の差が小さいことに鑑み、この措置によって消費者がこうむるリスクの増加分は無視できる程度であると評価した。
 よって、省令案の規則改正についてはAFSSAから特段の意見はない。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/ESST2008sa0090.pdf