食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02750230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分テフルベンズロンのパプリカに対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2008年12月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は 12月17日、農薬有効成分テフルベンズロン(Teflubenzuron)のパプリカ(peppers)に対する残留基準値の修正に関して、理由を付した意見書(26ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. オランダは、テフルベンズロンのパプリカに対する残留基準値を修正する申請をBASF Nederland B.V.から受理した。評価担当の加盟国としてオランダが作成した評価報告書は欧州委員会(EC)に提出され、EFSAに転送された。パプリカに対するテフルベンズロンの現在の残留基準値は0.5mg/kgに設定されており、それをGAP手法(農業生産工程管理手法)に沿って1mg/kgに上方修正するよう申請者は求めた。
2. EFSAは、評価報告書及びピアレビューの枠組みで出したEFSAの結論に基づき、以下の結論を出した。
3. ピアレビュー文書における当該有効成分の毒性学的特性を調べたところ、十分なデータによって0.01mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)が設定されていた。当該物質には急性毒性がないため、急性参照用量(ARfD)は不要とみなされた。EFSAは、テフルベンズロンの既存の残留基準値及び申請された残留基準値案について、慢性的な消費者リスクの可能性を排除できないと結論付けた。消費者暴露がADIを下回ることを保証する推定摂取量を精査するための追加データが入手可能になれば、パプリカに対する当該残留基準値案を容認できる可能性はある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Document/Teflubenzuron_RO_20081212.pdf?ssbinary=true