食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02740180321
タイトル スイス連邦獣医局(BVET)、カンピロバクター低減策を強化する旨を公表
資料日付 2008年12月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スイス連邦獣医局(BVET)は、カンピロバクター低減策を強化する旨を公表した。概要は以下のとおり。 
 BVETは昨年まで肉用鶏のカンピロバクター保菌率を毎年春に調査し、保菌率は最大45%であった。2008年は毎月調査したところ夏季に保菌率が著しく上昇し、ピークの8月には90%であった。カンピロバクター保菌率は毎年夏に上昇するものだが、今夏のように急激に上昇するものかどうかは来年以降の調査結果を待つところである。
 本件がメディアで大きく取り上げられたことを受け、BVETは12月18日に、研究者、生産者及び家畜衛生当局の代表者と会合を開き、全フードチェーンにおいてカンピロバクターの低減努力を強化する必要があることを確認し、それを連携して行うためのカンピロバクター・プラットフォームを設置した。
 過去にカンピロバクターに関する調査研究が強化されたが、未解明の問題は多い。カンピロバクターは、生の家きん肉を触った後の徹底した手洗い、十分な加熱、交差汚染の回避などにより簡単に予防できる。これらの衛生習慣の啓発活動及び他の撲滅措置の有効性は、カンピロバクター・プラットフォームにおいて検証される。
 BVETのBlogに掲載された広報部長のコメント(12月12日付)は以下のURLから入手可能。
http://bvet.kaywa.ch/p61.html
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦獣医局(BVET)
情報源(報道) スイス連邦獣医局(BVET)
URL http://www.bvet.admin.ch/aktuell/01617/01821/index.html?lang=de&msg-id=24514