食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02730240450 |
タイトル | Eurosurveillance、2008年6月のフランスにおける多剤感受性Salmonella enterica Typhimuriumによる感染症の多発 |
資料日付 | 2008年10月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 13 , Issue 44 , 30 October 2008)に掲載された「2008年6月のフランスにおける多剤感受性Salmonella enterica Typhimuriumによる感染症の多発」の概要は以下のとおり。 1. 2008年6月、フランスで異常に多数のS. Typhimurium感染症例が報告された。 2. 疫学調査の過程で112症例が確認され、そのうち75症例に聞き取り調査を行った。 3. PFGE法による細菌のDNA解析及びMLVA法による薬剤感受性試験によって、「多数派プロファイル(majority profile)」と名付けた株を特定した。聞き取り調査を行った45症例について亜型分類を行い、そのうち30症例(大半が15歳未満)が多数派プロファイル株に感染していたことが判明した。 4. 単一のPFGEプロファイルXTYM-50をもつ単クローン性S. Typhimurium株による感染症の集団発生が起きたことが、エビデンスによって示唆された。同一のPFGEプロファイルをもつ菌株に感染した症例がスイスでも見つかったが、デンマーク及びオランダで同時期に起きたS. Typhimurium感染の集団発生との関連性は見つからなかった。感染の集団発生の原因としてフランス全域に流通している製品の汚染が示唆されたが、原因食品は特定されなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | - |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19022 |