食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02720460149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、乳用水牛用の飼料添加物としての製剤Biosaf Sc47(Saccharomyces cerevisiae)の安全性及び効能に関する科学的意見書を公表
資料日付 2008年11月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月3日、乳用水牛用の飼料添加物としての製剤Biosaf Sc47 (Saccharomyces cerevisiae)の安全性及び効能に関する科学的意見書(10ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは、乳用水牛用の飼料添加物としての使用時における製剤Biosaf Sc47の安全性及び効能に関する科学的意見を欧州委員会(EC)に求められた。
2. Biosaf Sc47は、Saccharomyces cerevisiaeの生細胞を主成分とする飼料添加物の製品名である。当該製品及びその有効成分は、飼料添加物として既に広範囲にわたって評価されている。当該製品は現在、豚(母豚、子豚及び肥育用豚)、馬、肥育用ウサギ、肥育用反すう動物(牛及び子めん羊)並びに乳用反すう動物(乳牛、めん羊及び山羊)への使用が認可されている。本意見書は、乳中のたん白質含有量を「改善する」ために乳用水牛用の飼料にBiosaf Sc47を使用することへの追加認可の申請に関するものである。当該添加物は、最小用量5 x 10の8乗CFU/kg配合飼料、最大用量1.4 x 10の9乗CFU/kg配合飼料で、泌乳期の最初から最後まで配合飼料に含ませることが推奨されている。
3. 乳用水牛は、乳用反すう動物として主要動物種でないとされている。乳用水牛用に申請された当該添加物の用量が乳牛への用量と類似し、作用機序が本質的に同じであると推定されるため、科学パネルは、最小用量における水牛への効能は、乳牛のデータから外挿法によって推定できると考える。この見解は、2つの研究例(最小用量を投与した実験と最大用量を投与した実験)において乳たん白質含有量の有意な増加が記録された実験データによって裏付けられる。
4. 有効成分のSaccharomyces cerevisiaeはQPSステータス(安全と推定されるための適格性)を有するとEFSA はみなしており、標的動物、消費者及び広範囲の環境にとって安全と推定することができる。標的動物の安全性を裏付けるために提出された追加の実験データは、QPS手法を用いて下した安全性に関する結論となんら矛盾しない。
5. 乳用水牛に製剤Biosaf Sc47を用いることに付随する、当該製品の摂取動物に対するいかなるハザード(危害要因)も引き起こされるとは予見されない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/feedap_op_ej837_biosaf_en
,3.pdf?ssbinary=true