食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02720150149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アセトクロールのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2008年10月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月16日、農薬有効成分アセトクロールのリスク評価のピアレビューに関する結論(130ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 アセトクロールは中程度の急性毒性を示す。Xn ,R20/22「吸入及び飲み込みで有害」、Xi ,R37/38「呼吸器系及び皮膚に対し刺激性」及びR43「皮膚接触により感作」への分類が提案された。 短期試験では、犬も最も感受性が高く、体重増加率の減少及び腎臓及び精巣に組織病理学的所見が見られた。多くのin vitroの遺伝毒性実験では陽性が示されたが、 in vivoの試験では明確な変異原性の可能性は示唆されていない。 長期試験において、異なった種類の腫瘍が多く観察され、Carc.cat.3 ,R40「発がん効果に関し限定された証拠がある」への分類が提案された。 ラットにおける多世代繁殖試験において、生殖に関する項目において特段の影響は見られず、ラット又はウサギにおいて催奇形性の証拠は観察されなかった。 一日摂取許容量(ADI)は、78週間のマウス実験におけるLOAELの値を安全係数300で除して、0.0036 mg/kg 体重/日とした。 許容作業者暴露量(AOEL)は、1年間の犬の試験の値を安全係数100で除して、0.02 mg/kg 体重/日と設定した。急性参照用量(ARfD)は、急性神経毒性試験の値を安全係数100で除して、1.5 mg/kg 体重/日と設定した。 ハチ、ミミズ、土壌中の微生物、生物及び汚水処理の生物学的処理法におけるアセトクロールの代表的使用におけるリスクは低いと評価された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr153_acetochlor_en.pdf?ssbinary=true |