食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02700050343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、2008年11月18日付け週刊疫学報告No.44で全国児童血中鉛濃度検査事業の2005年報告を公表 |
資料日付 | 2008年11月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は、2008年11月18日付け週刊疫学報告No.44で全国児童血中鉛濃度検査事業の2005年報告を公表した。概要は下記のとおり。 1995年からフランス全土で継続的に児童の血中鉛濃度検査活動を実施している。 2005年には9 ,000人の児童が初めて血中鉛濃度検査を受けた。これは1995年の3倍の受診者数である。人数には相変わらず地域間格差があり、イル・ド・フランス地域圏が最も多く2003?2004年に初めて検査を受けた総人数の3分の2を占めている。児童の鉛中毒症検出率(血中鉛濃度100μg/L以上)は1995年の24%から2005年には4.7%に低下した。鉛中毒症の原因は主としては住居のリスク要因によるものであった。 児童の鉛中毒症検出率が低下した原因は勿論フランス人鉛中毒有病率の低下によるものであることには疑いはないが、検診が暴露リスクの小さな人々にまで拡大してきたこともその大きな理由である。鉛中毒症患者が毎年約500症例発生している現状は児童の過剰暴露があり、生活環境が問題であることを示唆している。血中鉛濃度検査活動が効果的に高いレベルの暴露を受けている児童(しばしば貧困や生活不安のある家庭)を見つけだすよう不断の注意が必要である。 2008年11月18日付け週刊疫学報告No.44(12ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.invs.sante.fr/beh/2008/44/beh_44_2008.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/beh/2008/44/index.htm#1 |