食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02690520314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) 、ナノテクノロジーに関する報道記事を分析した調査報告書を公表 |
資料日付 | 2008年11月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) は、ナノテクノロジーに関する報道記事を分析した調査報告書「ナノテクノロジーに関するリスク認知:報道記事の分析」(203ページ/「BfR科学」2008年第7号)を公表した。本調査事業は、BfRの委託でミュンスター大学コミュニケーション科学研究所が実施し、2000年~2007年にドイツの主要な新聞及び雑誌9種に掲載されたナノテクノロジーに関する記事1 ,696件を分析したものである。主な分析結果は以下のとおり。 ナノテクノロジーはリスクのある技術として紹介されておらず、ほとんどの記事で新技術の便益が強調されている。現在ナノテクノロジーは、ドイツの活字メディアにおいて論争の的とはなっていない。分析記事の70%は、ナノテクノロジー製品及び製法のポジティブな面に焦点を当てている。内容は主に、医療、IT及び通信技術へのナノテクノロジーの利用、見込まれる売り上げの上昇、及び雇用創出に関するものである。記事では主に、科学的及び経済的側面が考察されている。そのため、主に研究機関及び企業の代表者の発言が引用されている。これまでのところ政治家やNGOは、メディア報道において脇役であるにすぎない。 BfR所長は、「概ねポジティブな報道記事は、ナノテクノロジーに対する国民のポジティブなイメージを反映している」とコメントした。なお、すでに報告書が公表されている他の2つのナノテクノロジーに関する調査事業では、国民の多くは、医療及び日用品へのナノテクノロジーの利用には利点があると考えているが、食品への利用には懐疑的であるとの結果が出ている。 報告書全文は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/238/risikowahrnehmung_beim_thema_nanotechnologie.pdf 報告書の英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/238/risk_perception_of_nanotechnology_analysis_of_media_coverage.pdf プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cd/26907 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cd/26898 |