食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02690370346 |
タイトル | シンガポール農食品・獣医局(AVA)、ポリカーボネート製ほ乳瓶の安全な使用に関する助言を公表 |
資料日付 | 2008年11月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | シンガポール農食品・獣医局(AVA)は、ビスフェノールA暴露の安全性に関する国際的な議論を受け、ポリカーボネート製ほ乳瓶の安全な使用について4項目から成る助言をまとめ、公表した。 ビスフェノールAは、世界中で乳幼児用ほ乳瓶や再使用可能な飲料水容器などの食品接触容器に使われるポリカーボネート樹脂の製造に使用される化学物質である。最近、ビスフェノールAの暴露から幼児に対し及ぼす有害な健康影響について科学的な論争が起こっている。しかしながら、ビスフェノールAの健康リスクに関しては、現在のところ主要先進諸国の食品安全当局また科学者の世界においてもまだ合意をみるに至っていない。 そこで、両親は乳幼児のビスフェノールAへの暴露を減らすためにポリカーボネート製ほ乳瓶の安全な使用について以下の措置を取ることが出来る。 1. 乳児用のほ乳瓶に沸騰水を入れてはいけない。何故ならば熱湯は瓶から多量のビスフェノールAの溶出を引き起すため。 2. 熱湯は、ほ乳瓶に移し入れる前にポリカーボネート製以外の容器でぬるま湯に冷ますべきである。 3. ほ乳瓶は、乳幼児用調製粉乳表示の指示に従って殺菌が可能で、また調製粉乳を入れる前に冷ますべきである。 4. ポリカーボネート製ほ乳瓶の使用に懸念を抱く両親は、ガラス瓶のような他の代替容器への切り替えが可能である。 |
地域 | アジア |
国・地方 | シンガポール |
情報源(公的機関) | シンガポール農食品・獣医局(AVA) |
情報源(報道) | AVA |
URL | http://www.ava.gov.sg/ |