食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02690220149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分シロマジンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2008年9月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月17日、農薬有効成分シロマジンのリスク評価のピアレビューに関する結論(94ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 哺乳動物における最小の無毒性量は、犬を用いた1年間の短期試験で体重減少が観察され、5.74mg/kg 体重/日であった。マウスを用いた2年間の長期発がん試験において、体重減少が観察され、これをもとに無毒性量を6.5mg/kg 体重/日とした。遺伝毒性及び発がん性についての証拠は認められなかった。繁殖毒性への影響は見られなかったが、母胎毒性に関連すると思われる骨格奇形及び変形が見られた。 植物及び環境中における主な代謝物である1-メチルシロマジン及びメラミンについての評価も実施した。両代謝物は、ラットにおける代謝試験でも検出された。代謝物の毒性は、シロマジンの参照値により包括される。 一日摂取許容量(ADI)は、犬を用いた1年間の短期試験の無毒性量5.74 mg/kg 体重/日を根拠として、安全係数100 で除した0.06 mg/kg 体重/日をADI と設定した。同様に、許容作業者暴露量(AOEL)を犬を用いた1年間の短期試験から、0.06 mg/kg 体重/日とした。急性参照用量(ARfD)は、ウサギにおける発達毒性である母胎毒性への影響に関する無毒性量を安全係数100 で除した0.1 mg/kg 体重とした。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr168_cyromazine_en_final.pdf?ssbinary=true |