食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02680140105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、科学委員会の小委員会によるビスフェノールA報告書発表に関する声明を公表 |
資料日付 | 2008年10月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は、10月28日付の科学委員会(Science Board)の小委員会によるビスフェノールA(BPA)報告書発表に関する声明を公表した。概要は以下のとおり。 1. 追加的識見を得るためFDAは専門家グループによるピアレビューを要請した。 2. 科学委員会に対する小委員会報告書は安全性評価案に関するいくつかの重要な疑問を提起しており、FDAは10月31日に行われる科学委員会によるレビューを待望している。 3. FDAは低用量暴露に対する潜在的影響についていくつかの研究で示された不確実性のために、追加的研究が重要である点について同意する。FDAは既に低用量BPA暴露の潜在的影響に関する研究を予定しており、これらから得られた知見を注意深く評価する予定である。 4. 全ての入手可能なエビデンスに基づき、食品包装を通した現在のレベルでのBPA暴露は、乳児や幼児を含む一般住民にとって差し迫った健康リスクではないというのが米国、カナダ、欧州、日本の規制当局の間の一致した意見である。 5. カナダに関しては、カナダ保健省による18ヶ月齢未満の新生児及び乳児のBPA評価では、健康への影響を与えるレベルより低いレベルの暴露であると結論づけている。カナダ政府は十分な注意のためにBPAの使用制限へと踏み出している。 6. 乳児のために予防的に代替哺乳瓶の使用を希望する両親は、ポリカーボネイトの代わりにガラスや他の材質による瓶を使用したり、ポリカーボネイト瓶での加熱を避けたり、小児科医に粉末調製乳への変更を相談できる。 7. 公衆衛生局長官代理による声明 親が乳児のためにできる最も重要なことは、十分な栄養をとることを確保することである。乳児にとっての最良の栄養源は母乳であるが、母乳が選択肢でない場合、乳児用調製乳は依然として推奨される代替品である。 小委員会の報告書(PDF版17ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.fda.gov/ohrms/dockets/ac/08/briefing/2008-4386b1-05.pdf 10月31日の科学委員会の関連資料は以下のURLから入手可能。 http://www.fda.gov/ohrms/dockets/ac/08/briefing/2008-4386b1-index.html |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2008/NEW01908.html |