食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02680080344 |
タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、栽培キノコ中のホルムアルデヒドに関する評価意見書を公表 |
資料日付 | 2008年9月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)の科学委員会は、栽培キノコ(アガリクス、ヒラタケ、シイタケ)から0.08~0.65mg/kgのホルムアルデヒドが検出された件を受けて、公衆衛生上のリスクの有無とキノコ中のホルムアルデヒド検査をAFSCA管理プログラムの一環として行うことの要否について諮問を受けた。 入手したデータによれば、とりわけ既報キノコ中のホルムアルデヒド濃度は、野菜、果実、肉、魚及び乳製品中に自然に現れる濃度に比して低い値であった。またキノコの摂取によるホルムアルデヒドの暴露は、文献に記載されている慢性的暴露の安全毒性限界を1,000倍下回っており、食事による全体暴露量に比べてもわずかであった。 さらに、(吸入によるものではあるが)ホルムアルデヒドの体内摂取が発がん性を示す証拠はないことから、キノコ中のホルムアルデヒドが公衆衛生に差し迫ったリスクとなることはないと言える。 よって科学委員会は、栽培キノコ中のホルムアルデヒドを検出することは管理プログラムの優先事項ではないと思料する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ベルギー |
情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
URL | http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/_documents/AVIS-24-2008_FR_DOSSIER-2008-16.pdf |