食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02660350188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、遺伝子組換えAspergillus niger由来ペクチンメチルエステラーゼを果物やトマトの調製品等に使用することについての意見書を公表
資料日付 2008年10月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、遺伝子組換えAspergillus niger由来のペクチンメチルエステラーゼを果物やトマトの調製品、果物や野菜の瓶詰/缶詰や冷凍食品及びフルーツジュースに使用する認可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、2008年7月15日付けで意見書を公表した。本件は安全データがないことで2005年9月2日付で一度却下したものの再審査である。
 ラットを使った14日間の経口投与亜急性毒性試験では最大投与量まで毒性を示す臨床所見がなく、28日間の反復経口投与毒性試験でNOAELは1
,840mg/kg体重/日であった。
 in vitro変異原性試験(エームス試験)では復帰突然変異株数の増加は見られなかった。培養時にヒト末梢血リンパ球を使った染色体異常試験で染色体異常誘発性はなかった。
 バジェット法の計算により求めた安全に係る比率(理論上の一日最大摂取量に対する無作用量の割合)は26
,400で、摂取データから計算により求めた安全に係る比率は7
,400であった。
 申請者が提示した使用条件であれば、遺伝子組換えAspergillus niger PME44株由来のペクチンメチルエステラーゼを果物とトマトの調製品、果物や野菜の瓶詰/缶詰や冷凍食品及びフルーツジュースに使用しても消費者の健康リスクを引起すものではないと思量する。よってこの申請書に肯定的意見を付すものである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2008sa0087.pdf