食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02650310105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)動物用医薬品センター(CVM)、2006年版全国抗菌剤耐性菌モニタリングシステム(NARM)報告書を公表
資料日付 2008年10月10日
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概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)動物用医薬品センター(CVM)は10月10日、2006年版全国抗菌剤耐性菌モニタリングシステム(NARM)報告書(99ページ)を公表した。NARMS小売食肉サーベイランスは、CVMとCDC、そして2005年以降は10ヶ所のFoodNet試験所との協働事業である。2006年1月から全ての試験現場でサンプリングを開始した。毎月鳥胸肉、七面鳥挽肉、牛挽肉、ポークチョップ各10サンプルの40サンプルを購入し、全てのFoodNet試験所でサルモネラ属菌及びカンピロバクターを、更に4ヶ所ではE. coliと腸球菌をも培養した。分離された菌株は種と血清型の確認、抗菌剤感受性試験、遺伝子分析のためにFDA/CVMに送付された。
 2005年は4781サンプル、2006年には4769サンプルが集められた。2004年の報告書以降、カンピロバクターについてドキシサイクリン、エリスロマイシン、ゲンタマイシンのブレイクポイントが変更され、耐性傾向はこれらのブレイクポイントに基づいて再計算された。カンピロバクター分離株のPFGE(パルスフィールドゲル電気泳動)は、エリスロマイシンと シプロフロキサシン耐性株についてのみ行われた。
 主な項目は以下のとおり。
1. 汚染率
(1) 食肉タイプ別汚染率
2. サルモネラ属菌データ
(1) 耐性傾向
(2) 多剤耐性
(3) 最小発育阻止濃度(MIC)分布
3. カンピロバクターデータ
(1) 鳥胸肉の耐性傾向
(2) 多剤耐性
(3) 鳥胸肉の最小発育阻止濃度(MIC)分布
4. 腸球菌データ
(1) 耐性傾向
(2) 最小発育阻止濃度(MIC)分布
(3) 抗菌剤耐性
(4) 多剤耐性
5. E. coli データ
(1) 耐性傾向
(2) 多剤耐性
(3) 最小発育阻止濃度(MIC)分布
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/cvm/Documents/2006NARMSAnnualRpt.pdf