食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02620360343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、急性A型肝炎2006-2007疫学データを公表 |
資料日付 | 2008年9月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は2008年9月22日、届出義務のある疾病である急性A型肝炎の2006-2007疫学データ(2008年8月30日更新)を公表した。 2006年には1 ,343例 (内1 ,324例が本土、19例が海外県)及び2007年には1 ,010例(988例が本土、22例が海外県)の届出があった。フランス本土における届出症例の年間罹患率は、2006年で10万人当り2.2人、2007年で1.6人である。 主要なリスク暴露としては、A型肝炎の感染者が周囲にいた例が2006年で48%、2007年で53%、また発症2?6週間前に本土外に滞在していた例がそれぞれ40%と41%であった。 A型肝炎サーベイランスの目的は集団感染の発見であり、速やかに感染防御策を導入できるようにすることである。2006年には届出症例の28%が県保健福祉局の検査で集団感染が判明したもので、2007年では37%であった。2006年には衛生条件が良好でない地域を旅行した人々に集団感染が多数発生した。2007年はコート・ダルモル県でカキ貝摂食によるA型肝炎集団感染が発生したことが特筆される。 食品経由による感染は多くはないが、重要な感染原因である。肝炎の食品媒介による感染は、感染者の排出物に汚染された食物(水、貝類、生野菜)、又は感染している調理人によって直接汚染された食物が感染原因となる。 海鮮類(fruits de mer)の喫食による感染症例は、2006年に268件(総感染者数1 ,343人の20%)、2007年で323件(総感染者数1 ,010人の32%)であった。 毎年学校や養護施設で集団感染が発生している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/surveillance/hepatite_a/donnees.htm |