食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02600010469
タイトル フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、燻製肉製品中のクロロプロパノール含有量調査結果を公表
資料日付 2008年9月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は、燻製肉製品中のクロロプロパノール類の含有量調査結果を2008年7月7日付で公表した。
 3-クロロ-1
,2-プロパンジオール(3-MCPD)はクロロプロパノール類に属する化学汚染物質である。非遺伝毒性であるが発がん物質であり食品科学委員会(SCF)では耐容一日摂取量(TDI)を2 μg/kg体重/日に設定した。現在のところ燻製肉製品中における3-MCPDの残留基準値に関する規則や勧告はない。
 欧州委員会は、欧州連合加盟国にしょうゆ以外の食品の3-MCPD汚染を監視するよう要請している。DGCCRFは、燻製肉製品の3-MCPDの汚染データを収集することを目的として本調査を実施した。
 DGCCRFは、燻製肉製品の32サンプルを採取した。3-MCPD含有量が最も低いのは燻製ささみのサンプルで2 μg/kg乾燥物(DM:dry material)で、含有量が最も高いのは鶏の燻製で2
,310 μg/kg(DM)であった。くん液を使用した2サンプルの3-MCPDは含有量の最も低いグループに入っていた。
 結論としては、燻製肉製品の3-MCPD汚染程度はかなり低い~低いことが確認された。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) -
情報源(報道) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
URL http://www.dgccrf.bercy.gouv.fr/actualites/breves/2008/brv0708_chloropropanols.htm