食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02590030469 |
タイトル | フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、燻製魚の植物オイル漬缶詰の多環芳香族炭化水素(PAH)含有量調査結果を公表 |
資料日付 | 2008年9月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は、燻製魚のオイル漬缶詰の多環芳香族炭化水素(PAH)含有量調査結果を2008年7月1日付で公表した。 食品中のPAHの残留基準値はEC規則1881/2006により、ベンゾ(a)ピレン(B(a)P)として燻製魚肉で5.0μg/kg及び脂質で2 ,0 μg/kgに定められている。 2005年以降、東ヨーロッパ、特にラトビア、リトアニア、エストニアなどの加盟国から輸入された燻製魚の植物オイル漬缶詰(殊にスプラッツ)に警告が多発した。リトアニアからの訴えにより伝統的製法で生産される燻製スプラッツ植物オイル漬缶詰または燻製スプラッツのパテのB(a)P最大含有量を設定するため欧州連合で議論が続いている。調査はこれら輸入製品または可能ならフランス国産品のPAH汚染レベルのデータを収集することである。 2007年第4四半期に製造流通関連企業から13の食品サンプルを入手した。その内訳は、ニシン切り身缶詰8サンプル(7サンプルが植物オイル漬で4サンプルがドイツ製、1サンプルがフランス製でブナの木の燻製、1サンプルは原産地不明のトマトソース漬け)、スプラッツの燻製真空パック3サンプル(うち2サンプルはベルギー製)、スプラッツのオイル漬缶詰2サンプル(うち1サンプルはラトビア製の燻製で通達の対象となった輸入製品によく似た製品、1サンプルはフランス製で燻製ではないと思われる。)である。 採取サンプルは分析試験所で、缶詰全体、オイルを切った魚及びオイルの16種類のPAHの検査を実施した。結果はB(a)P含有量表示とする。 B(a)Pを含むPAH含有量は、しばしば定量できなかったりまた検出できなかったりする。今回、オイル切りした魚で最も高いB(a)P含有量は真空パックの燻製スプラッツのサンプル及び燻製ニシンのトマトソース漬サンプルで0.22 μg/kgであった。採取したサンプル中のPAHは、全て適合品であった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | - |
情報源(報道) | フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF) |
URL | http://www.dgccrf.bercy.gouv.fr/actualites/breves/2008/brv0608_poissons_fumes.htm |