食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02540220111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、チョウ目害虫抵抗性トウモロコシMON89034の家畜用飼料としての安全性に関する決定書を公表
資料日付 2008年7月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は7月10日、アグロバクテリウム法による遺伝子導入で作出したチョウ目害虫抵抗性トウモロコシMON89034に特段の環境リスクがなく、新開発飼料として、カナダにおいて現在流通しているとうもろこし品種と比べて家畜用飼料の安全性に関する懸念はないとする決定書(8ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1.MON89034系統の環境放出及び家畜用飼料としての使用が2008年6月19日付けで認可された。
2. MON89034由来のとうもろこし系統の家畜用飼料としての使用が以下5つの条件付きで認められた。
(1)種間交配を行わないこと。
(2)類似した用途であること。
(3)新しい形質が他になく、環境影響の可能性及び家畜用飼料の安全性においてカナダで現在栽培されている品種と実質的に同等であることが特性解析に基づき判明していること。
(4)認可された系統のレベルと同等のレベルで新規遺伝子が発現すること。
(5)本決定書に記述された害虫抵抗性管理要件が適用されること。
3. MON89034もそれに相当する非組換え品種と同様に植物検疫に関する輸入要件の対象になる。
4.当該決定書の骨子は以下のとおり。
(1)本組換え品種の識別情報
(2)背景
(3)新しい形質の記述
作出方法:チョウ目害虫に対する殺虫活性を付与するタンパク質を発現するcry1A.105遺伝子及び改変cry2Ab2遺伝子を含むDNAをアグロバクテリウム法により挿入。
(4)環境影響評価の判定基準
(5)家畜用飼料としての判定基準
(6)当該品種のリスク評価に関連した新情報の提供義務
(7)規制に関する決定
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/english/plaveg/bio/dd/dd0874e.shtml