食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02530300314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、フリードリヒ・レフラー研究所と共同で、反すう動物由来脂肪の反すう動物への給餌禁止を継続すべきだとする意見書を公表
資料日付 2008年7月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)及びフリードリヒ・レフラー研究所(FLI/連邦動物衛生研究所)は共同で、意見書「反すう動物における脂肪飼料の同種間リサイクルに反対する」(2008年3月17日付/4ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 EUでは2001年より、動物性たん白を含む飼料の反すう動物及び他の有用動物への給餌が禁止されている。ドイツではこれに加え、国内法規により、恒温陸上動物及び魚の組織由来の脂肪の、馬及び食用動物への給餌を禁止している。この禁止措置は、魚の組織由来の脂肪の非反すう動物への給餌には適用されない。ドイツの特別禁止措置は、研究結果により、BSEの発生に動物性脂肪も関与している可能性が示されたことに基づいている。また、現在の通常のと畜技術では、神経組織を含まずに脂肪を採取することはできないが、神経組織は、BSE迅速検査でそれと認識されずとも感染性たん白を含む可能性がある。
 現在、ドイツの脂肪給餌禁止の緩和が可能かどうか議論されているため、FLI及びBfRは共同で、反すう動物における脂肪飼料の同種間リサイクルにリスクがあるかどうかに関する見解を示した。FLI及びBfRの共通見解は次のとおり。
 反すう動物の組織由来の脂肪中に感染性たん白を含む部位が存在する可能性は依然否定できない。家畜飼育場でBSE病原因子が循環するリスクをできる限り排除するため、特定の脂肪の同種間リサイクルを断固として阻止するよう勧告する。反すう動物由来脂肪の反すう動物への給餌に対しては、反すう動物由来たん白の給餌に対するものと同様の規制が依然として有効である。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/fli_und_bfr_lehnen_intra_spezies_recycling_von_futterfetten_bei_wiederkaeuern_ab.pdf