食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02530010314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「EUの提案する食品中の非ダイオキシン様PCBの最大基準値は依然として高すぎる」を公表 |
資料日付 | 2008年7月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「EUの提案する食品中の非ダイオキシン様PCBの最大基準値は依然として高すぎる」(2008年2月29日付/2008年6月27日更新/14ページ)を公表した。これは、欧州委員会の保健消費者保護総局(DG-Sanco)が2008年1月21日付で新たに公表した食品中の非ダイオキシン様PCB(Σ6PCB※1)の最大基準値案を評価したものである。DG-Sancoが以前に公表した最大基準値案(2006年4月3日付)について、BfRは2006年6月30日付の意見書で「高すぎる」とのを見解を示したが、新たな最大基準値案(2008年1月21日付)に対するBfRの見解は以下のとおり。(※2) 大方の食品で最大基準値が引き下げられたこと、並びに、魚の肝臓及び乳幼児食品にも最大基準値が設定されたことを歓迎する。しかしながら、鶏卵の最大基準値が50ng(Σ6PCB)/g(脂肪)から75ng(Σ6PCB)/g(脂肪)に引き上げられたことは理解できない。卵及び家きん肉の脂肪分のPCB汚染はほぼ同程度であるため、卵の最大基準値は家きん肉の最大基準値(30ng(Σ6PCB)/g(脂肪))に準拠すべきである。(BfRの注釈:この意見書を受けDG-Sancoは鶏卵の最大基準値案を50ng(Σ6PCB)/g(脂肪)に引き下げた。) 魚の肝臓を除く全ての食品の最大基準値は、それぞれの平均PCBバックグラウンド汚染を上回っているため、さらに最大基準値を引き下げるべきである。消費者保護レベルを高めるため、食品中のΣ6PCBに対し行動指針値(最大基準値より25%~33%低く設定)を導入するよう提言する。 ※1:Σ6PCB =PCB28+PCB52+PCB101+PCB138+PCB153+PCB180(総量) ※2:6ページの表1に、2008年1月21日付及び2006年4月3日付のDG-Sancoの最大基準値案が示されている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/vorgeschlagene_eu_hoechstgehalte_%20fuer_nicht_dioxinaehnliche_polychlorierte_biphenyle_nd_pcb_sind_noch_immer_zu_hoch.pdf |