食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02520160314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「イソプロピルチオキサントン(ITX)の代替に未評価物質を使用するのは適切ではない」を公表 |
資料日付 | 2008年6月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「イソプロピルチオキサントン(ITX)の代替に未評価物質を使用するのは適切ではない」(2008年4月2日付/3ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 食品包材の印刷インクから、化学物質が食品に移行する場合がある。それらの化学物質には、印刷インクを素早く硬化させるために使用される光開始剤も含まれる。複数の連邦州の食品検査機関が、食品包材中の光開始剤の含量及び一部の食品への光開始剤の移行量を検査し、その検査結果をBfRが評価した。BfRの見解は次のとおり。 ITX以外の光開始剤についてはデータが不足しているため、現時点で毒性評価を行うことはできない。ITXに関するデータからは遺伝毒性は示唆されず、食品への移行量が50μg/kg以下であれば食品包材に使用してよい。ITXの代替に、毒性データがない又は不十分な他の光開始剤を使用することは適切ではない。一方、ベンゾフェノンに関しては新たなデータが提出されており(訳注:リファレンス1~5 参照)、EUで再評価が可能であるため、その旨欧州食品安全機関(EFSA)に伝達した。 なお、本意見書作成後に連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)で行われた、食品包材用の印刷インクに関する協議で、印刷インク工業連盟から、連盟傘下の会社ではITXの代替にジエチルチオキサントン(DETX)はもう使用していない旨説明があった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/216/ersatz_von_isopropylthioxanthon_%20in_druckfarben_durch_nicht_bewertete_stoffe_ist_nicht_sachgerecht.pdf |