食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02520050333 |
タイトル | 英国農薬安全委員会(PSD)、農薬規則の統一化に関する欧州理事会並びに欧州議会の改定案について英国における影響評価結果を公表 |
資料日付 | 2008年7月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国の農薬安全委員会(PSD)は7月9日、農薬規則の統一化に関するEC理事会指令(91/414/EEC)に代わる欧州理事会並びに欧州議会の改定案について英国における作物保護に及ぼす影響の評価を行った結果を取りまとめ、公表した。 同評価結果の要約は以下のとおり。 主な一般化学製品を含む約300種の物質に関し評価が行われた。影響の幾つかについては、基準がまだ十分に定義されていないために確定することは困難である。これは特に内分泌かく乱作用について当てはまる。 欧州委員会の改定案では、評価を行った化学物質の15%程度までを除外する可能性があるが、これらの幾つかの物質は英国でニンジンやオランダボウフウ等作物の防疫にとって非常に重要である。適用される内分泌かく乱作用基準は特に殺菌剤の利用に影響を与え、穀類の収穫量の20~30%の損失につながる可能性がある。 他方、欧州議会の改正案は、対象候補の物質の置き換えに5年という単一の承認期間の項目を含んでおり、同期間の終了後に一般化学製品の85%までが失われる可能性が生じる。仮に欧州議会の提案の影響が実際に実現した場合には、作物の収穫及び食料の品質に影響を与え、現在英国 (及び多くのEC諸国)で行われている商業的農業は実行出来なくなる恐れがある。 英国の評価結果については、今秋欧州議会に対し通報される予定。 評価結果の全文 (PDF 46ページ)は下記のURLから入手可能。 http://www.pesticides.gov.uk/uploadedfiles/Web_Assets/PSD/Impact_report_final_(May%202008)(1).pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国農業安全委員会(PSD) |
情報源(報道) | 英国農薬安全委員会(PSD) |
URL | http://www.pesticides.gov.uk/environment.asp?id=1980 |