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資料管理ID syu02510230160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプンの使用認可に関する第2回目の意見募集(consultation) を開始
資料日付 2008年7月9日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は7月9日、National Starch Food Innovation社から申請のあった新開発食材としてのリン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン(Phosphated distarch phosphate)の使用認可に関する第2回目の意見募集(consultation)を開始した。
 リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプンは、高アミロース含有トウモロコシ (High amylose maize)デンプン由来の物質で、最低でも70%の食物繊維を含んでいる。現在、本物質は、スープ、ソース、冷凍グレイビー、パイの中身などの製品で冷凍・解凍時に安定な増粘剤である食品添加物 (E1413)として使用されている。
 National Starch Food Innovation社は、同物質をビスケット、ケーキ、クラッカー、トルティーヤ、パスタなど水分含量が少ない食品で食物繊維として使用したいとして、認可の申請を行った。
 当該申請については、FSA傘下の新開発食品及び手続きに関する諮問委員会 (Advisory Committee on Novel Foods and Processes: ACNFP)が意見草案を作成した後、その意見書に対する第1回目の意見募集が実施された。その際、同物質に含まれるリン酸の摂取は腎疾患を抱えている人々に対し重大な影響を引き起こす可能性があるとのコメントを受け、ACNFPは、申請された製品にリンの含有を明確に示す表示が必要とする追加事項を盛り込んだ意見書案の改定版を作成し、第二回目の意見募集を始めた。
 意見の提出期限は2008年7月19日。
 改訂意見書案の全文 (PDF 15ページ)は下記のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/pdpopinionjuly08.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) Food Standards Agency
URL http://www.foodstandards.gov.uk/news/newsarchive/2008/jul/pdpconsultation