食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02500280105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、輸入食品の安全性が大きく進展している旨の経過報告を発表 |
資料日付 | 2008年7月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は7月2日付で輸入食品の安全性が大きく進展している旨の経過報告の概要を発表した。 1. FDAの食品保護計画(Food Protection Plan)の経過報告が本日発表された。最新情報は、2007年11月に計画が明らかになって以降に米国の食品供給の安全性がより大きく改善されたことを示している。 2. FDA長官は「食中毒のアウトブレイクに対応し介入する能力を強化するためには、本計画に示された戦略的取組みを導入することが重要である。しかしながら、さらに多くのなすべき事柄が存在する。本計画でFDAが求めている新たな権限を付与することにより、議会がこれらの活動を支持することを希望する。」と述べた。 3. 本食品保護計画は、予防(スタートからの安全性の確立)、介入(対象を絞ったリスクに基づく検査と試験)、対応(問題が特定された場合の迅速な対応)に重点をおいている。 4. 以下に計画の成果を選定 (1)予防 1)海外での能力を高めるための「Beyond our Boarders」構想が進行中。 2)中国との覚書協定(MOA)の実施 3)中国政府に対し登録資料を提供、MOAの連絡先を特定、最初の5ヶ年計画案を作成など。 (2)介入 1)New Mexico State Universityと協力して開発した、輸入製品の電子的スクリーニングを改善するシステムのプロトタイプ(PREDICT)の評価が完了し、最終評価書が現在検討中。 2)食品中の大腸菌及びサルモネラ属菌を特定するためのフローサイトメーターを用いた迅速試験方法を開発した。このシステムは家きん処理施設で細菌汚染の予防と検出のために使用される。 3)州レベルの検査を増やすための3年計画を完了し、食品の実地調査、検査、サンプル収集を目的とし最低130人を採用するなど。 (3)対応 1)最も優れたトレーサビリティの実践法を求めて企業と協働する。 2)他の連邦政府諸機関、州、地域、居留区、諸外国の政府、企業と協力して、食品供給における現在のリスクに対する理解を深めるのに必要なツールなどを開発し、食品安全に対する脅威への迅速な対応を目的とする優れたシステムや検出技術を開発しているなど。 「FDA Food Protection Plan Six-Month Progress Summary」と題する経過報告は以下のURLから入手可能。 http://www.fda.gov/oc/initiatives/advance/food/progressreport.html 米国健康福祉省(DHHS)による「輸入製品の安全性 - 行動計画の最新情報」のファクトシートは以下のURLから入手可能。 http://www.hhs.gov/news/facts/actionplanupdate.html |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2008/NEW01856.html |