食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02500160104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、サルモネラ食中毒の最新調査結果を公表
資料日付 2008年7月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は7月7日付のサルモネラ食中毒の最新調査結果を公表した。更新情報の概要は以下のとおり。
1.感染群及び健常者の対照群の摂取食品を比較した初期の疫学調査では、生トマトの摂取が疾患に強い関連性を有することが特定された。
2.テキサス州及びその他の州において、外食をした人たちに疾患のクラスタが最近多く確認されている。
3.これらのクラスタから、ハラペーニョ、コリアンダーなど通常生トマトと共に摂取される食材についても調査対象を拡大している。しかしながら、現時点では汚染原因をこれらの食材の1つに絞り込むことも、汚染原因の可能性を排除することもできない。
4.同じ遺伝子型のSalmonella Saintpaulの感染者は4月以降、次の41州、コロンビア特別区、カナダの991人に上った。アラバマ(2)、アーカンソー(13人)、アリゾナ(47)、カリフォルニア(8)、コロラド(13)、コネティカット(4)、フロリダ(2)、ジョージア(24)、アイダホ(4)、イリノイ(95)、インディアナ(14)、アイオワ(2)、カンサス(17)、ケンタッキー(1)、ルイジアナ(1)、メイン(1)、メリーランド(29)、マサチューセッツ(24)、ミシガン(7)、ミネソタ(10)、ミズーリ(12)、ニューハンプシャー(4)、ネバダ(11)、ニュージャージー(9)、ニューメキシコ(98)、ニューヨーク(28)、ノースカロライナ(10)、オハイオ(8)、オクラホマ(24)、オレゴン(10)、ペンシルバニア(11)、ロードアイランド(3)、サウスカロライナ(1)、テネシー(8)、テキサス(382)、ユタ(2)、バージニア(29)、バーモント(2)、ワシントン(4)、ウェストバージニア(1)、ウィスコンシン(11)、コロンビア特別区(1)。
5.カナダのオンタリオ州から米国へ旅行に出かけ、帰国後に発症した症例報告が4例あった。3例は明らかに米国旅行中に感染しているが、1例は調査中。
6.情報が得られた711人は、4月10日~6月25日の間に発症し、うち275人は6月1日以降に発症していた。患者の年齢は1歳未満~99歳で、48%が女性であった。患者は20~29歳で最も多く、10~19歳と80歳以上で最も低い。少なくとも194人が入院治療を受けた。公式には今回のアウトブレイクによる死亡例の報告はないが、テキサス州でがんにより死亡した60歳代の男性は、死亡時Salmonella Saintpaulに感染していた。感染が死亡の誘因となった可能性がある。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/salmonella/saintpaul/