食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02490280188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、サプリメント用アセチルタウリンマグネシウム(ATA-Mg)の評価について意見書を公表 |
資料日付 | 2008年6月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、サプリメントに使用するアセチルタウリンマグネシウム(ATA-Mg)について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、2008年4月16日、意見書を公表した。 本物質はサプリメントに使用できるビタミンやミネラルについて定めた欧州指令2002/46/ECに記載がない。本物質は、ビタミン及びミネラルに課される生体利用能と毒性の評価が必要である。 ATA-Mgは、水酸化マグネシウムの存在下でタウリンに無水酢酸を反応させて得る。 申請者は、この形状のマグネシウムの生体利用能に関する試験結果を提出していない。おそらくATA-Mgは腸内ではマグネシウムとアセチルタウリンに分解される。しかしながら、その他のマグネシウム塩と比べATA-Mgの生体利用能が優れていることを示すエビデンスがない。 平均タウリン摂取量は一般の大人で123mg/日、牛乳・卵も摂取する菜食主義者は17mg/日、厳格な菜食主義者は0mg/日である(Laidlawら、1990)。今日、タウリンに関する科学文献が少なく、一般人の推定摂取量約100mg/日(AFSSA、2007年)を超えてタウリンの摂取を増やすことを推奨するには不十分である。AFSSAは1瓶当りタウリン1 ,000mgを含むサプリメント飲料の使用安全評価に関する意見書(2006年)で、毒性試験からはタウリンを過剰な量で配合した場合、無害であることを示すデータは存在しないとしている。 AFSSAは、現在入手可能なデータからはアセチルタウリンマグネシウムの使用、殊に食事以外から大量に補給することが無害であることを示すことはできないと思料する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/NUT2005sa0221.pdf |