食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02490190106 |
タイトル | 米国食品安全検査局(FSIS)、先進的食肉回収(AMR)システムで生産された生牛肉の中枢神経系(CNS)組織サンプリング証明に関する指示を公表 |
資料日付 | 2008年6月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品安全検査局(FSIS)は6月26日付け通知43-08で、先進的食肉回収(AMR)システムにより生産された生牛肉の中枢神経系(CNS)組織サンプリング証明に関する指示を公表した。概要は以下のとおり。 1.目的 この通知はAMRシステムに係る初めての通知である。当該通知は、牛肉中の中枢神経系(CNS)組織及び他のCNS-タイプ組織の有無を確認するための現行の牛肉用AMR01 FSISサンプリング証明プロジェクトについて、検査プログラム関係者に指示を与えるものである。当該通知は、FSIS生牛肉AMR生産モニタリングの枠組みに施設を加える又は枠組みから除外する旨を本部に伝える手順について検査プログラム関係者に通達するものである。当該通知は、FSIS申請書への記入及び提出に関する指示も含まれる。 2.背景 30ヶ月齢以上牛の頭蓋骨あるいは脊柱を除き、先進的食肉回収システムを用いて家畜の骨から骨格筋組織を機械的に分離することによって「食肉」を生産することは食肉処理施設に許可されている。30ヶ月齢未満牛の脊柱又は頭蓋骨をAMRシステムにより回収している食肉処理施設は、CNS及びCNS-タイプ組織(脳、三叉神経節、脊髄、背根神経節を含む)を検知するAMR01プロジェクトにおいてサンプリング検査の対象になる。報告する目的のため、FSISは脳と脊髄をCNS組織と分類し、CNS-タイプ組織は厳密に知覚神経節(とりわけ頭蓋骨からの三叉神経節、脊柱からの後根神経節)と分類する。 AMRシステムは、高速ナイフを模したもので、骨から骨格筋組織を除去するために水圧を用いる。AMRシステムは肉(骨格筋)組織を骨から分離するための「ハードセパレーション」過程があり、その後に肉を連結組織、腱、他の非肉部分から分離する「ソフトセパレーション」過程がある。食肉処理場は通常、トリミング肉由来の挽肉製品及び中間肉食品の5~12%にAMR製品を混ぜる。連邦規則に定義されているように、食肉はいかなる量のCNS或いは他のCNS-タイプ組織を含んではならない。 3.どんな場合、どのように本部と連絡をとるか 食肉処理場が30ヶ月齢未満牛の頭蓋骨や脊柱をARMシステムの原料として使用する場合は、AMR牛肉はAMR01の対象となり、検査プログラム関係者は本部に所定の書式を用い電子メールで連絡する。 4.AMR01が適用されるAMR生牛肉製品のサンプルプログラムを要請された場合、FSISフォーム10 ,210-3「要請サンプルプログラム」の所定の項目を記入の上、送付する。 5.サンプルが要請されたが採取出来なかった場合はFSISフォーム10 ,210-3「要請サンプルプログラム」に必要な項目を記入の上、送付する。 6.サンプリングフォームメールボックスに対する本部の責務(毎日1回の確認等) 7.データ分析 当該通知にあるサンプリング施策を評価するため、AMR01サンプル・プロジェクトで収集されたデータをOPPDが3ヵ月毎に分析し、CNS及びCNS-タイプ組織の混入になんらかの傾向があるか否かを判断する。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品安全検査局(FSIS) |
情報源(報道) | 米国食品安全検査局(FSIS) |
URL | http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/43-08.pdf |