食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02480490149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、飼料添加物Econase XT P/Lの安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2008年6月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、鶏(採卵用及び肉用)、七面鳥(採卵用及び繁殖用)及び子豚用飼料添加物Econase XT P/Lの安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表した。 Econase XTは遺伝子組換えTrichoderma reeseiが産生するエンド-1 ,4-β-キシラナーゼを成分とする飼料添加物である。当該菌株には、懸念を生じさせるようなDNA配列は導入されていない。最終酵素製剤に培養可能な生産微生物は存在せず、抗菌活性もなく懸念される濃度のマイコトキシンも含まれてはいなかった。発酵製品や最終製剤でのDNAの有無は調査されていないが、懸念を生じるような配列が最終生産株に導入されていないことから、最終製品中にわずかな量で存在するであろうと思われる組換えDNAは、安全上、特段の懸念を生じることはない。 当該飼料添加物には、肉用鶏、肉用七面鳥及び子豚の畜産パラメータの改善の点で有効性を裏付ける根拠があり、これは、産卵用鶏や繁殖用七面鳥にも適用できる。また、当該飼料添加物の最大推奨量(24000BXU/kg)の10倍(七面鳥)、20倍(子豚)を投与した場合も許容されることが示され、申請された使用条件下では当該飼料添加物は対象動物に対して安全であり、繁殖用・産卵用鶏に対しても安全であるといえる。しかし、骨石灰化に関する結果から、鶏の安全マージンについて疑いが生じている。 変異原性試験、染色体毒性試験及び亜慢性経口毒性試験において悪影響が見られなかったため、当該飼料添加物は消費者の安全の点から懸念は生じないという結論に至った。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/feedap_op_ej712_econase_py_pgt_summary_en ,0.pdf |