食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02480250216
タイトル ニュージーランド、官民共同カンピロバクター制圧対策奏効-本年四半期の発生率過去最低に
資料日付 2008年6月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ニュージーランド食品安全大臣によれば、食品安全庁(NZFSA)と家きん業協会によるカンピロバクター症制圧対策が成果を上げつつある。2008年の第一四半期に届出のあったカンピロバクター症は1,762件で、過去12年間で最低であった。
 同国ではカンピロバクター症が最も食中毒症対策費を要する原因疾患で、どの胃腸疾患よりも報告症例数が多い。1980年に届出が義務づけられた後も増加の途をたどったため、NZFSAは国内の家きん業界と連携して「家きんのカンピロバクター-リスク管理対策」を2007~2010年に実施することを2006年に決定した。目標は、家きん農場から食卓に至るフードチェーン上の各種危害要因レベルを下げるなどして、向こう5年間で国内の食品由来カンピロバクター症を50%まで減らすというもの。
 NZFSAは、Clean(清潔)、Cook(加熱)、Cover(覆い)、Chill(冷蔵)の4Cルールや20+20手洗いルール(石鹸で最低20秒間洗い、すすぎと手拭きにさらに20秒)の励行などを具体的に推進してきた。
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド食品安全機関(NZFSA)
情報源(報道) ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)
URL http://www.beehive.govt.nz/release/campylobacter+strategy+appears+be+paying