食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02470250451
タイトル 米国政府説明責任局(GAO)、「FDAは食品保護計画実施に必要な資源と戦略の詳細を殆ど明らかにしていない」との議会証言を発表
資料日付 2008年6月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国政府説明責任局(GAO)は6月12日付で、「FDAは食品保護計画(Food Protection Plan)実施に必要な資源と戦略の詳細を殆ど明らかにしていない」との議会証言を発表した。概要は以下のとおり。
1. 食品保護計画が初めて公にされた2007年11月以降、FDAは同計画実施に必要な資源と戦略の詳細について補足説明をわずかしかしてない。2008及び2009会計年度に9千万ドルが食品の脆弱性とリスクの特定などの主要対策実施に支出される予定である。しかしながら、大規模になる同計画実施に必要な資源の全体像がみえない。
2. FDAはGAOに対し同計画導入中期計画案を作成したと述べたが、2008年6月4日現在、計画案は明らかにされていない。
3. 同計画ではリスクに基づいた安全性検査に重点を置く必要性を明確にしている。FDAが相対リスクと脆弱性に基づき不十分な資源を振り向けるには、リスクに基づいた安全性検査の実施が効率的で有効な取組みとなるであろう。
4. 2004年以降、GAOはFDAに対し34件の食品安全に関する勧告を行ってきた。2008年5月現在、そのうち7件の勧告が実施されている。2008年5月の時点では、FDAはいずれの国とも同等性協定(equivalence agreement)を締結していない。食品保護計画は議会に対しFDAが輸出国と「輸出国が、輸出国生産者の特定の高リスク製品がFDAの基準に合致していることを保証する」協定を結ぶことを許可するよう求めている。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) -
情報源(報道) 米国政府説明責任局(GAO)
URL http://www.gao.gov/highlights/d08909thigh.pdf