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資料管理ID syu02450020343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2006年にフランスで届出のあった子供の鉛中毒症テクニカルノートを公表
資料日付 2008年5月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は5月26日、2006年にフランスで届出のあった子供の鉛中毒症テクニカルノートを公表した。
 本テクニカルノートは、2006年に届出のあった子供の鉛中毒症について説明したものである。各県の保健社会福祉局(Directions departementales des affaires sanitaires et sociales: Ddass)や子供の個別の鉛血症処方を記録している薬物中毒センター(Centres antipoison)から「子供の鉛血症サーベイランス全国ネット(Systeme national de surveillance des plombemies chez l’enfant)」がデータを収集したものある。
 2006年に鉛中毒437ケースが新たに認定・登録された。2005?2006年比較では、InVSへの届出率は改善した。2005年DdassのInVSへの届出漏れは26%であったのに対し2006年には17%であった。 
 届出のあった鉛中毒症例の地域別割合はイル・ド・フランス地域圏(パリ地方を中心とする一帯)が全体の56%、ノール・パ・ド・カレ地域圏(ドーバー海峡に面するフランスの北西地域)は13%であった。検診結果によると、主なリスク要因は古い住宅の塗料である。鉛血症の子供の89%の鉛血中濃度は250 μg/L未満であったが、9名の鉛血中濃度は450 μg/L以上であった。
 本文22ページは以下のURLで入手可能。
http://www.invs.sante.fr/publications/2008/saturnisme_2006_note_technique/saturnisme_2006_note_technique.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2008/saturnisme_2006_note_technique/index.html