食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02430410149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、飼料添加物Mintrex Znの安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2008年5月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、飼料添加物Mintrex Znの安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表した。 Mintrex Znは16%以上の亜鉛と80%のヒドロキシメチオニン類似物((2-ヒドロキシ-4-メチルチオ)ブタン酸、HMTBa)を成分とし、亜鉛源としての使用が検討されている。EUでは、亜鉛とHMTBaは、それぞれ既に飼料添加物として認可されている。 Mintrex Znは複数の微量元素からなる新規配合物と考えられるため、対象動物に対する安全性を示す証拠が必要であるが、対象動物に関する負荷試験は行われておらず、安全性を結論付けることはできなかった。当該飼料添加物を与えた鶏の肝臓や牛の乳以外に、可食組織や製品の蓄積に関するデータは提出されてはいなかった。しかし、限られたデータから、当該飼料添加物を使用することによって、他の亜鉛源と比較して可食組織や製品への蓄積が変化することはほとんどないと考えられる。また、急性毒性及び遺伝毒性データから、当該飼料添加物は他の亜鉛源と比較して、さらなる毒性をもたらすことはないと考えられる。 消費者の安全性に関して、科学パネルは、亜鉛を当該飼料添加物の毒性を示す要素として留保している。亜鉛の摂取や、組織における亜鉛の蓄積に関する最近の比較試験のデータに基づき、最悪ケースシナリオとして推計を行った。肝臓や腎臓と比較して、筋肉組織の亜鉛は、添加された亜鉛が認可済みの量以内であれば影響を受けない。それゆえ、認可された範囲内で最大量の亜鉛が添加された当該飼料添加物を使用しても、消費者の安全に懸念を及ぼすことはないと科学パネルは結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/feedap_op_ej694_mintrex_zn_en ,3.pdf |