食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02430070149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価62に関する科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2008年5月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、香料グループ評価62に関する科学パネルの意見書を公表した。 科学パネルは、現在EU加盟国で使用されている香料が健康に与える影響について欧州委員会から意見を求められた。特にFAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(JECFA)が行った評価を検討し、さらなる評価が必要かどうか決定するよう要請された。 今回評価対象となった19種の直鎖及び分岐鎖脂肪族不飽和非共役アルコール、アルデヒド、酸及び関連エステルは、Flavouring Group Evaluation05(FGE.05)でEFSAが評価する分岐鎖及び直鎖脂肪族飽和第一級アルコール及び第二級アルコールと分岐鎖及び直鎖不飽和カルボン酸のエステル、またFlavouring Group Evaluation06(FGE.06)でEFSAが評価する直鎖及び分岐鎖脂肪族不飽和第一級アルコール、アルデヒド、カルボン酸及びエステルと構造的に類似性をもっている。科学パネルは、これら19物質に関してJECFAの手順を適用することに同意している。 2物質に関しては、JECFAの評価は米国の生産量から得られたMaximised Survey-derived Daily Intake(MSDI)のみに基づいた評価を行っているため、これらの物質の最終的な評価を行うにはEUの生産量が必要である。 19物質全てに関して、modified Theoretical Added Maximum Daily Intake (mTAMDI)を計算し、より正確な暴露評価を必要とする香料を特定して最終評価を行うためには、EUにおける使用量が必要である。 これら19物質に関するJECFAの評価結果が商業製品に適用可能かどうか決定するためには、入手可能な成分規格の考察が必要である。19物質のうち6物質は異性体成分に関する情報がなく、3物質については成分に関する追加情報の取得が必要である。それゆえ、米国の生産量しか入手できない、あるいはデータ不足などの理由によりEFSAは9物質について結論を留保した。残る10物質について、EFSAはMSDIアプローチに基づいたJECFAの結論(香料として予測される摂取量では安全上の懸念はない)に同意している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/afc_op_ej708_FGE62_op_en ,0.pdf |