食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02420040149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価63に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2008年5月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、香料グループ評価63に関する科学パネルの意見書を公表した。 科学パネルは、現在EU加盟国で使用されている香料が健康に与える影響について欧州委員会から意見を求められた。特にFAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(JECFA)が行った評価を検討し、さらなる評価が必要かどうか決定するよう要請された。 今回評価対象となった13種の脂肪族第二級アルコール、ケトン及び関連エステルは、Flavouring Group Evaluation07(FGE.07)でEFSAが評価する35種類の飽和及び不飽和脂肪族第二級アルコール、ケトン及び第二級アルコールと直鎖もしくは分岐鎖カルボン酸のエステルと構造的に類似性をもっている。科学パネルは、これら13物質に関してJECFAの手順を適用することに同意している。 3物質に関しては、JECFAの評価は米国の生産量から得られたMaximised Survey-derived Daily Intake(MSDI)のみに基づいた評価を行っているため、これらの物質の最終的な評価を行うにはEUの生産量が必要である。 13物質全てに関して、modified Theoretical Added Maximum Daily Intake (mTAMDI)を計算し、より正確な暴露評価を必要とする香料を特定して最終評価を行うためには、EUにおける使用量が必要である。 これら13物質に関するJECFAの評価結果が商業製品に適用可能かどうか決定するためには、入手可能な成分規格の考察が必要である。13物質のうち7物質は明確な純度基準、同定試験などを含む適切な成分規格が入手可能であるが、残る6物質は異性体成分に関する情報がない。それゆえ、米国の生産量しか入手できない(1物質)、あるいはデータ不足(6物質)などの理由によりEFSAは7物質について結論を留保した。残る6物質について、EFSAはMSDIアプローチに基づいたJECFAの結論(香料として予測される摂取量では安全上の懸念はない)に同意している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/afc_op_ej706_FGE63_op_en.pdf |