食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02420030105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、ビスフェノールAに関する声明を公表 |
資料日付 | 2008年5月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は、ビスフェノールA(BPA)に関する声明を公表した。概要は以下のとおり。 1. 概観 (1) FDAは全ての規制製品に係るBPAの最新の研究及び新しい知見の評価のため、2008年4月14日の週に庁内横断的タスクフォースを立ち上げた。タスクフォースは評価に基づいた勧告をFDA長官に対し行う。 (2) 評価には4月14日に公表された国家毒性プログラム(NTP)評価案及びカナダのリスク評価で示された懸念に対応した評価を含む。 (3) FDAは、BPAの最新の知見を継続的に評価しており、その結果から、現在市場に流通しているBPAを含むFDA規制製品は安全で、食品接触材質由来の暴露レベルは、乳児や子供を含め健康危害を生じさせるレベルより低いことを示唆する大量の根拠があると考える。しかしながら、新たな研究や知見が得られ次第検討することを継続する。 (4) この立場はEFSA科学パネル及び日本の独立行政法人産業技術総合研究所によるBPAのリスク評価と一致している。これらの評価は論点となっている低用量暴露の影響の可能性についても検討し、現在の暴露レベルでの健康リスクは存在しないと結論づけている。 2. 消費者へのメッセージ 現時点ではBPAを含む製品の使用の中止は勧めないが、リスク評価は継続する。しかしながら、BPAに懸念を持つ消費者は、ポリカーボネート製哺乳瓶にはガラス瓶など代替品があることを承知すべきである。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/oc/opacom/hottopics/bpa.html |