食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02400210330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第2巻15号を公表 |
資料日付 | 2008年4月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は4月11日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第2巻15号を公表した。今号の概要は以下の通り。 1. 2008年第10週~13週に報告された食中毒発生状況 (General outbreaks) 南東ロンドン地区での宴会で出された鶏レバーを食べて1名が発症し、カンピロバクターによる食中毒と診断された。 2. 2008年2月にHPAに報告されたサルモネラ感染症 症例の総数(暫定数値)は504件で、その血清型は、S. Enteritidis (PT4)が43件、S. Enteritidis (other PTs)が102件、S. Typhimuriumが115件、S. Virchowが14件、その他が230件となっている。 3. 2008年第9週~13週に報告された一般腸内細菌感染症 細菌別に見るとロタウイルスによる症例が最多で3 ,290件、2番目がカンピロバクターによるもので2 ,141件、3番目がノロウイルスによるもので584件、次いでサルモネラ属菌が403件、ジアルジア属が158件、クリプトスポリジウムが120件、腸管出血性大腸菌O157が42件、ソンネ赤痢菌(S.sonnei)が13件と続いている。 2008年第1~13週の累計では、カンピロバクターが7 ,382件で2007年同期の8 ,426件から大幅に減少している。また、サルモネラ属菌(2008年が1 ,550件、2007年が2 ,307件)、ソンネ赤痢菌(2008年が79件、2007年が182件)、ロタウイルス(2008年が6 ,085件、2007年が6 ,193件)、クリプトスポリジウム(2008年が383件、2007年が449件)、ジアルジア属(2008年が609件、2007年が615件)についても前年同期と比較して減少した。ノロウイルス(2008年が2 ,390件、2007年が2 ,368件)、腸管出血性大腸菌O157(2008年が94件、2007年が68件)については、前年同期と比較して増加した。 一方、まれに起こる腸内細菌感染症では、アデノウイルス、アストロウイルス、サポウイルス、赤痢菌(S.dysenteriae)、ビブリオにおいて昨年同期に比べ増加している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | Health Protection Agency |
URL | http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#ent1 |