食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02390180149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、抗菌剤使用によって食品中に出現した抗菌剤耐性菌へのヒトの暴露に関する意見書の草稿を公表、意見募集 |
| 資料日付 | 2008年4月17日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、抗菌剤使用によって食品中に出現した抗菌剤耐性菌へのヒトの暴露に関する意見書の草稿を公表し、意見募集を開始した。 近年、抗生物質がヒトの疾病治療に効力を失いつつあり、その原因として微生物の抗菌剤耐性に関する問題が指摘されている。特に、食品を通じて耐性サルモネラ属菌やカンピロバクターがヒトの病気の原因として問題となっている。 科学パネルは、食品が抗菌剤耐性バクテリアの媒介的役割を演じる例をいくつか示している。 ・耐性菌に汚染された動物由来食品からヒトへの感染 ・下水などに汚染された灌漑用水によって汚染された生鮮製品を介したヒトへの感染 ・加工中に汚染された食品を介してのヒトへの感染 それゆえ、これらの感染ルートを最新の科学データに基づき検証する必要性を科学パネルは意見書の草稿の中で指摘している。また、プロバイオティクスなど、製造や保存の工程で意図的に食品に加えられる微生物が抗菌剤耐性の出現に関わることがあるため、このルートについても検討が必要である。さらに、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)についても、動物由来食品からの感染可能性が考えられるため、食品に関連した新たなリスクとなる可能性がある。 本意見書の草稿の意見募集期間は5月27日までで、意見書の草稿は以下のURLから入手可能である。(全文91ページ) http://www.efsa.europa.eu/EFSA/DocumentSet/biohaz_public_cons_amr_en.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178700897302.htm |