食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02390140324 |
タイトル | 米国環境健康科学研究所(NIEHS)、国家毒性プログラム(NTP)によるビスフェノールA報告書(案)を公表 |
資料日付 | 2008年4月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS)は、4月14日付けで国家毒性プログラム(NTP)が作成したビスフェノールA報告書(案)(69ページ)を公表した。結論の概要は以下のとおり。 1. NTPは現在のビスフェノールA(BPA)暴露量での胎児、乳児、子供の神経及び行動に対する影響に関して「いくらかの懸念がある(some concern)」とのヒト生殖リスク評価センター(CERHR)の専門家パネルの結論に同意した。NTPはまた、前立腺、乳腺、女性の思春期早発症への影響に基づき、これら集団のBPA暴露には「いくらかの懸念がある」としている。 (訳注:評価は5段階:重大な懸念がある(serious concern)、懸念がある (concern)、いくらかの懸念がある(some concern)、最小限の懸念がある(minimal concern)及び懸念は無視できる(negligible concern) ) 2. NTPは、妊婦のBPA暴露について、胎児ないしは新生児の死亡率、その子の出生異常、出生時の体重や発育の低下に関して「懸念は無視できる」とした。 3. NTPは職業上の暴露でない成人のBPA暴露が生殖機能へ与える影響について「懸念は無視できる」とし、高濃度の職業上の暴露でも「最小限の懸念がある」としたCERHRの結論に同意した。 当該報告書は6月11~12日に開催されるNTP科学諮問委員会(BSC)によりピアレビューされる旨を、他の議題と共に官報に掲載された。尚、意見募集は2008年5月23日まで実施される。当該官報は以下のURLから入手可能。 http://cerhr.niehs.nih.gov/news/fedreg/73_FR_73_15Apr2008_508.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS) |
情報源(報道) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS) |
URL | http://cerhr.niehs.nih.gov/chemicals/bisphenol/BPADraftBriefVF_04_14_08.pdf |