食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02370010149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、3-MCPDエステルに関する欧州委員会の要請について科学パネルの声明を公表 |
資料日付 | 2008年4月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、3-MCPDエステルに関する欧州委員会の要請について科学パネルの声明を公表した。 EUでは、酸加水分解植物性たん白質及び醤油の3-MCPD最大含有量は0.02mg/kgと規定されているが、現在、コーデックス委員会では、酸加水分解植物性たん白質を含む液体調味料の3-MCPD最大含有量をより高い0.4mg/kgに設定するよう提案されている。それゆえ、EFSAは、最近公表したドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)の3-MCPDエステルに関する意見書やその他の科学文献を考慮に入れ、2008年4月に開催されるコーデックス委員会に向けた欧州委員会の立場を確立するために助言を行うよう要請を受けた。 科学パネルは、3-MCPDエステルの毒性データがないことから、BfRが人体内で3-MCPDは全てエステルから分離したという仮定のもと、3-MCPDの毒性データでリスク評価を実施したことに言及した。科学委員会は、このBfRの仮定に同意し、この数値を議論するための科学的証拠は現在のところ存在しないとし、3-MCPDがヒトにおいてエステルから100%分離されるという仮定に同意した。また一方で、科学パネルは、in vivoでエステルから3-MCPDが分離した時の経過と部位についてより詳細な情報を得るため、3-MCPDエステルに関する動態研究の結果を広く募集している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Statement/contam_statement_3-MCPD_en ,0.pdf |