食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02350170295 |
タイトル | FAO、インドネシアの鳥インフルエンザ現況について告知 -ウイルスが定着・循環し事態は深刻 |
資料日付 | 2008年3月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | FAOは3月18日、インドネシアにおける鳥インフルエンザ(AI)の現況についてニュースリリースを通じて報じた。概要は以下のとおり。 同国ではAIの流行が政府や国際機関の封じ込めに向けた努力にもかかわらず依然深刻である。同国のAIによるヒトの死亡率は世界一で、発生源となる動物の段階で病気を封じ込めるべく一層注力しなければ、今後さらにヒトの症例が発生しよう。また同国ではウイルスが高い水準で鳥類間に循環しているため、ウイルスが変異してヒト・インフルエンザの世界的流行を引き起こす状態になることが憂慮される。同国におけるAIの状況は深刻であり、海外のあらゆるパートナーと国の行政機関は動物間の病気の拡散に歯止めをかけ、ウイルスとの戦いを最優先課題にするため取組みを強化する必要がある。 ・感染域は全国33州のうち31州にわたり、ジャワ・スマトラ・バリなど一部の地域ではウイルスが定着している。 ・14億羽の鶏のうち約2割が全国3 ,000万ヶ所に分散し、平飼いで飼育されている。 ・対策の支障となっている主な点として、行政機構の極度の分権化、国の動物衛生業務における資源不足、民間家きん生産者の取組み姿勢の欠如、制圧活動の財政的・人的資源の不足、包括的な広報施策実施上の課題などがある。 ・同国では最近新たなH5N1株が現れ、現用のワクチンでは家きんの防護に十分役立たない可能性がある。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
URL | http://www.fao.org/newsroom/en/news/2008/1000813/index.html |