食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02350020149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物と子供の行動に関するサウサンプトン大学の研究に関する評価を公表 |
資料日付 | 2008年3月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、食品添加物と子供の行動に関するサウサンプトン大学の研究に関する評価を公表した。 特定の着色料と保存料である安息香酸ナトリウムの併用が子供の行動に与える影響を研究したサウサンプトン大学の研究に対して、EFSAは各分野の専門家の協力を得て検証を行った。その結果、以下のことが明らかになった。 1.個別の添加物を調査していない等の理由から、子供の行動に影響を与えたと可能性のある添加物を特定できなかった。 2.この研究結果は、食品添加物全般か、または、特に食品着色料に対する過敏さ(sensitivity)に関連しているのかもしれないが、そのような過敏さをもつヒトがどの程度一般人口中に広がっているかが不明である。 3.この研究で観察された子供の注意・活動の微妙な変化が学業などの妨げになるかどうかが分かっていないため、子供の行動に与える影響の有意性が不明確である。 調査で得られた証拠の重要性、結果の一貫性の欠如、行動への影響が微妙である等の点を考慮すると、サウサンプトン大学の研究結果は、研究に使用した着色料と安息香酸ナトリウムの現行のADIを変更する根拠とはならないという結論に至った。 なお、意見書の本文(54ページ)は以下のURLから入手可能である。http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/afc_ej660_McCann_study_op_en.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/News_PR/pr_afc_southampton_en.pdf |