食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02320510188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、発酵によるエタノール生産にホップ抽出物を助剤として使用することの許可申請について意見書を公表 |
資料日付 | 2007年12月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、発酵によるエタノール生産にホップ抽出物を助剤として使用することの許可申請について、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、意見書を公表した。 この助剤を使用したエタノール製品はアルコール飲料に使用されるものである。申請者はホップ抽出物を助剤として使用することの効能として、エタノール発酵中の酵母菌の活性を高め、発酵を促進することを挙げている。 ホップの抽出物はビールの苦味添加剤として使用され市販されており、助剤として特段の問題があるわけではない。ビーグル犬に苦味成分のテトラヒドロイソフムロンとヘキサヒドロイソフムロンを90日間反復投与(50と100mg/kg体重/日)を実施した。この毒性試験から得られたNOAELと成人男子が1日に1リットルのビールを消費することで同物質に暴露する量(0.25mg/kg体重/日)を考慮すると、暴露マージンは十分である(MOE: 200~400)と見込まれる。 AFSSAはホップ抽出物を発酵によるエタノール生産に助剤として使用しても、消費者の健康リスクを惹き起こすものでないと思料する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/AAAT2007sa0180.pdf |