食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02320370160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、新開発食品(アスタキサンチン抽出物)の認可に関する意見書案について意見募集を開始 |
資料日付 | 2008年2月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は、傘下の新開発食品及び手続きに関する諮問委員会(Advisory Committee on Novel Foods and Processes:ACNFP)が企業から認可の申請を受けた新開発食品に関し作成した意見書案を公表し、一般からの意見募集を開始した。概要は以下のとおり。 Algatechnologies (1998) Ltd.社は、2007年7月、FSAに対し、藻類のHaematococcus pluvialisから抽出したアスタキサンチン抽出物の使用が既にEUでValensa Inc. (US Nutra)により販売されているH. pluvialis海藻エキスと同等であるかどうかについて意見を要請した。なお、今回の申請では栄養補助食品(アスタキサンチン4mgを含むカプセル)の製造業者への販売を意図している。 Algatechnologies社は、当初Valensa社に対しH. pluvialisを供給していたが、現在は同様の技術及び原材料を使用して海藻エキスを製造し、新開発食材としてEU内で販売したいとしている。 アスタキサンチンは、H. pluvialisに含まれるカロチノイドであり、この微細藻類はサケやエビなどの魚または甲殻類の餌の一部として肉に赤みをつける着色料となる。 ACNFPは、Algatechnologies Ltd.社から提出された情報及びデータを基に評価を行った結果、申請者の製品が既存の製品と全く同じ原材料から製造されており、また両社が使用している抽出方法は非常に類似していることに留意した。従って、最終生産物に実質的な違いがあるとは予測されず、この点については両社製品の一部のバッチを対象とした組成分析で確認された。 そこで、ACNFPとしては、新開発食品に関するEC規則(Novel Foods Regulations (EC)258/97)の第3(4)条に従い、Algatechnologies社のH. pluvialisから抽出されたアスタキサン抽出物は既存の製品との同等性が立証されたとの結論に達した。 意見の提出期限は、2008年3月11日。 当該意見書案の全文(PDF版7ページ)は、下記のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/asthaxdrop.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | Food Standards Agency |
URL | http://www.foodstandards.gov.uk/news/newsarchive/2008/feb/novel |