食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02310410149 |
タイトル | 動物クローニングの意見書の草稿に関する欧州食品安全機関(EFSA)の技術会議のレポート |
資料日付 | 2008年2月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 2008年2月7日、欧州食品安全機関(EFSA)は加盟国の関係者を集め、動物クローニングの意見書の草稿に関する技術会議を開催し、意見交換をおこなった。 意見書の草稿に関して主な問題点は、結論の根拠とされる証拠の強度についてであり、証拠が限定されている場合、どのようにすればリスクに関して確固とした結論を導くことができるかが問題とされた。これについては、より詳細に論文を参照して実証することの必要性が強調された。また、クローニングに関する研究継続の必要性の指摘があった。 コミュニケーションに関しては、EFSAがより広範囲の一般的な消費者に対して分かりやすく意見書の内容を伝えることの重要性が強調された。また、会議では、EFSAの意見書の草稿だけではなく、EFSAの管轄外のリスク管理に関して幅広い議論もあった。特に、クローン動物、その子孫及びクローン動物、子孫由来の食品などに関する規制や将来のEUの法律などについて問題点の指摘があった。 将来のリスク管理手段としてトレーサビリティーの問題が、主要な懸念事項として問題提起され、クローン動物由来食品のラベル表示を円滑に実施するシステムの開発には大きな難関が立ちはだかることが予想されている。また、遺伝的多様性を維持する必要性も懸念事項として指摘された。 今後、意見書の草稿に関する意見募集は2月25日まで実施され、様々な意見を集約考慮した後、最終的な意見書が5月までに公表される予定である。 なお、プレゼンテーション資料は以下から入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178685288334.htm [参考]EFSAのウェブサイトにクローン動物に関する情報を集約した「Animal Cloning」と題するコンテンツが作成された。URLは以下のとおり。 http://www.efsa.europa.eu/EFSA/KeyTopics/efsa_locale-1178620753812_animal_cloning.htm |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Event_Meeting/sh_animalcloning_meeting_report.pdf |