食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02270140111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、SRMによると畜牛の頭皮汚染の可能性ついて見解を表明 |
資料日付 | 2008年1月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は1月11日、カナダの食肉処理場においてと畜牛の頭皮(face plate)が特定危険部位(SRM)に汚染される可能性ついて、牛の月齢及びと畜方法ごとに見解を表明した。反すう動物用飼料に対する禁止たん白質による潜在的交差汚染リスクを低減する目的で強化された反すう動物飼料規制(2007年7月12日施行)に適合した頭皮の使用について説明を業界から求められたもので、概要は以下のとおり。 1.貫通器具でスタンニングされた30ヶ月齢未満(UTM)牛 UTM牛から取り出した脳組織はSRMではないため、UTM牛の頭皮はSRMとみなされない。従って30ヶ月齢以上(OTM)の牛の脳(brain materials)又は他のSRMに汚染されていないならば、頭皮は通常の(非SRM)不可食物に仕分けることができる。 2.非貫通方式でスタンニングされたOTM牛 認可された非貫通式スタンニング器具、たとえば電気スタニングを使用して牛をと畜した場合、及び/又は宗教的にと畜した場合、脳又は他のSRMに汚染されていないならば、頭皮は通常の(非SRM)不可食物に仕分けることができる。 3.貫通器具でスタンニングされたOTM牛 牛のと畜に貫通器具を使用した場合、脳が貫通孔から漏れて、周囲の頭皮を汚染する可能性がある。OTM牛の場合、この脳はSRMとなるが、CFIA公認の方法で潜在的な汚染に対処しているならば、頭皮は通常の(非SRM)不可食物に仕分けることができる。 頭皮が汚染される可能性に対処する適正な方法とは、必ずしもそれらに限定するものではないが、視認される脳付着箇所の切除、洗浄、切削及び/又は真空吸引である。貫通孔からの脳の漏えいは、食用油脂、止血栓又は同等の器具を使用する等のCFIA公認の方法で防止しなければならない。 OTM牛の頭皮汚染の可能性に対処する公認の手段が取れない場合は、貫通器具でスタンニングされたOTM牛由来の頭皮は、SRM廃棄物に分別しなければならない。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://www.inspection.gc.ca/english/anima/heasan/disemala/bseesb/enhren/heatete.shtml |