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資料管理ID syu02260260314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ドイツ当局のリスクコミュニケーションの現状を概観する報告書を公表
資料日付 2008年1月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、ドイツ当局のリスクコミュニケーションの現状を概観する報告書 (79ページ)を公表した。これは、BfRのリスクコミュニケーションを最善なものとするためBfRの委託で実施されたプロジェクトの報告書である。BfRのリスクコミュニケーションでしばしばリスクが適切に理解されていない(適切に公衆に伝達されていない)ことが背景にあり、プロジェクトの目的は「リスクをより確実に伝える」であった。
 プロジェクトでは、(1)リスクコミュニケーションの現状に関する利用可能な文書の評価、(2) BfRの職員及び様々なコミュニケーションパートナーへのインタビュー(2006年7月~11月)を行い、以下の項目についてまとめられた。
1. プロジェクトの目的と手法
2. リスクコミュニケーションの定義と位置づけ
3. ドイツ当局のリスクコミュニケーションの実施方法
4. 当局のリスクコミュニケーションのターゲット設定
5. ターゲットグループに向けたリスクコミュニケーション
6. 当局のリスクコミュニケーションの内部プロセス
7. 結論/提言(ターゲットグループのリストの作成、リスク領域の分類などを提言)
8. リファレンス
 以上に基づき、BfR職員及び専門家がシナリオワークショップを開催し(2007年3月)、その結果、成功するリスクコミュニケーションの前提となるのは、科学者としての明確な自己理解の他、内容の伝え方、ターゲットグループの構成、ターゲットグループのリスク認識についての理解であることが示された。シナリオワークショップについては、報告書の9.付属文書で紹介されている。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/238/formen_und_folgen_behoerdlicher_risikokommunikation.pdf