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資料管理ID syu02240170324
タイトル 米国環境健康科学研究所(NIEHS)、ヒト生殖リスク評価センターによるビスフェノールAの生殖及び発達毒性に関する最終報告書のQ&Aを公表
資料日付 2007年12月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境健康科学研究所(NIEHS)の専門家パネルであるヒト生殖リスク評価センター(CERHR)は11月26日、「ビスフェノールAの生殖及び発達毒性に関する最終報告書」のQ&Aを公表した。主な質問の概要は以下のとおり。
1.ビスフェノールA(BPA)とは?
2.BPAはどこにある?
3.国家毒性プログラム(NTP)のヒト生殖リスク評価センター(CERHR)が設立された理由と時期
4.CERHRによるBPA暴露リスク評価の結論
(1)妊婦及び胎児
1)子宮内暴露の神経及び行動への影響に対しある程度の懸念がある。
2)子宮内暴露の前立腺への影響に対し極わずかの懸念がある。
3)子宮内暴露の思春期昂進の可能性に対し極わずかの懸念がある。
4)子宮内暴露の先天性欠損症及び先天性異常への影響は無視できる。
(2)乳児と児童
1)神経及び行動への影響に対しある程度の懸念がある。
2)思春期昂進の可能性に対し極わずかの懸念がある。
(3)成人
 BPA暴露による生殖への悪影響は無視できる。職場での暴露など高暴露群のリスクは「極わずかの懸念」に上昇。
(4)以上の結論はNTPの見解を代表するものではない。
5.NTP/CERHRが使用している懸念レベルの5段階尺度の説明
6.パネルが評価する研究テーマの選択方法
7.報告書を書いたのは誰か
8.CERHRのBPAパネルメンバーは?
9.この最終報告書の今後
 官報に掲載の上、意見募集。終了後CERHRは「NTP Brief on Bisphenol A」を取りまとめる。このBriefにBPA暴露による生殖発達危害に対するNTPの結論が記載される。
10.NTP Briefを作成するのは誰か?
11.NTP-CERHR モノグラフというのは?
 BPAに関する情報をまとめたものでNTP Briefや最終報告書、それに対する意見が含まれる。
12.NTP-CERHR モノグラフは何時出来上がるのか?
13.NTP-CERHR モノグラフが出来上がった後に規制が変わるのか
14.CERHRの最終報告とNTP-CERHR モノグラフの違いは?
15.BPAのヒトへの影響についてどれだけ分かっているか?
16.BPAがヒトに有害である点について合意はできているか
17.どのようにして体内に入るのか?
18.ヒト体内のBPA量は測定されているか?その結果は?
19.BPA暴露を防ぐには
 CERHRの「ビスフェノールAの生殖及び発達毒性に関する最終報告書」(PDFファイル396ページ)は以下のURLから入手可能。
http://cerhr.niehs.nih.gov/chemicals/bisphenol/BPAFinalEPVF112607.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国環境健康科学研究所(NIEHS)
情報源(報道) 米国環境健康科学研究所(NIEHS)
URL http://www.niehs.nih.gov/news/media/questions/index.cfm