食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02230320188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、遺伝子組換えAspergillus niger PLA54株が産生したホスホリパーゼA2の用途拡大に関する意見書を公表
資料日付 2007年10月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、遺伝子組換えAspergillus niger PLA54株が産生したホスホリパーゼA2の用途拡大に関する、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)からの諮問に対し意見書を公表した。
1.背景
 AFSSAは既に2002年6月5日、ビスケット、菓子パン、通常のパン及び特殊なパン製造の加工助剤として、当該酵素製剤を使用することについて肯定的意見を出している。本件は、用途にマヨネーズ及び乳化ソース製造用卵黄を追加することについての申請である。
2.検討内容
 当該酵素製剤の性状、製法、生産菌株は既にAFSSAの肯定的見解を経ている。
 酵素製剤に関する事項:(1)化学的及び生物学的な基準は2006年10月19日付省令の規定に準拠している、(2)毒性試験の結果は消費者に対する無害を示しており、ラットの90日間反復投与亜慢性毒性試験では有害な影響を示すものはない。NOAEL値は1
,350mgTOS/kg体重/日。
3.結論
 AFSSAは、申請された使用条件であれば、Aspergillus niger PLA54株が産生したホスホリパーゼA2をマヨネーズ及び乳化ソース製造用卵黄の処理に使用することで消費者に健康リスクを引き起こすものではないと評価し、本件に肯定的見解を付す。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2007sa0207.pdf